
犬田の山べりにある法蔵院。真言宗豊山派のお寺で、正式名称を「滝野山 法蔵院 観行寺」という。
寺の文書によればは弘仁元年(813年)の創建であるといい、長い間犬田を見守ってきたことになる。

岩瀬小学校も元を辿るとこの法蔵院に行き着く。岩瀬小学校発祥の地とあるように、1875年に前身である犬田小学校が法蔵院境内に創設され、1894年までこの地にあった。犬田のみならず岩瀬の人々にとっての心のふるさとだ。


境内の石碑によれば本堂は1967年のものであるらしい。奥には三覚山観音なるお堂があり、その先の斜面には墓地が広がっている。