裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

富谷の廃旅館

富谷集落にある立派な旅館の跡。旅館名やいつ店終いしたかなどの情報はないが、昭和59年時点で既に「昔の面影を残す旅館」という紹介のされ方をしている。 屋根がやられているので、建物としての寿命はもう残りわずかだろう。

羽黒駅前 弁天さま

羽黒駅前にある弁天さま。境内には弁財天を祀る祠のほか、稲荷社や聖徳太子碑、馬頭尊碑がある。 石祠と石碑2024年1月24日撮影 鳥居左にある門柱のような石塔には、官幣月山神社やら国幣湯殿神社?国幣出明神社?と読めるような謎の文字が入っている。 「東…

東那珂郵便局

西小塙地区にある東那珂郵便局。 局名の「東那珂」は1955年まで存在していた「東那珂村」の名前を取っている。合併を機に「東那珂◯◯」のような名は「岩瀬東部◯◯」と改名されたものが多いため、現代で東那珂の名が生き残っているのはここくらいかも知れない。…

羽黒の二所神社

西小塙地区、また「羽黒下町」と呼ばれるエリアの中央にある二所神社。 世の中に多くある二所神社と同じで、ここも羽黒神社・八幡宮の2つの神社を合祀している。羽黒神社は現在の羽黒山二所神社(羽黒山の頂上)で、この写真にあるのはもう一方の八幡宮だっ…

鴨大神御子神主玉神社(鴨神社)

加茂部地区の奥まったところにある神社。ここには様々な逸話がある。 まず特徴的なのがこの杉の木の注連縄。 「この話は、今から千年ほど昔のことである。 都の朝廷に背いた陸奥の国の阿部宋任貞任一族討伐のため、源頼義は奥州へと向かった。 その道中兵士…

加茂部架道橋

国道50号と猿田地区をショートカットする町道12号線。それと水戸線の交差部にあるのが加茂部跨道橋だ。 線路が道路をオーバーパスするような名前だが、実態はアンダーパス。大雨のときは普通に冠水する。 竣工は昭和58年。ここが開通したことで猿田地区の交…

羽黒 謎の小橋(羽黒用水橋りょう)

水戸線の謎の小橋の背景を探る。

アンダーパス人道(羽黒駅前横断地下道)

国道50号線の下を潜っていく極小アンダーパス。正式名称は「羽黒駅前横断地下道」といい、今の50号線が整備した際に併せて1968年に完成した。名前そのまんまだ。 羽黒小学校の近くにあり、西小塙など国道50号以北の児童の安全に役立っている。 遠くから見る…

羽黒上町 加茂部地区

笠間から岩瀬町に入ってすぐの集落が加茂部地区。羽黒山の麓、羽黒地域の中心を構成している地区の一つであり、羽黒上町の別名を持つ。 ↑明治・大正時代の地図。羽黒下町、上町の表記がある 上町には宿駅も整備され、結城街道の羽黒宿として江戸時代は賑わっ…

羽黒下町 西小塙地区

西小塙の結城街道沿いの集落には「羽黒下町」という名がある。集落が発展しており、結城街道の宿駅が設けられた羽黒上町(加茂部地区)と対を成している。 地区の中心にある八幡宮(現在の二所神社)は日本武尊が東国平定の帰路、この地に軍を休め、しばし自…

羽黒の北向地蔵

西小塙の上地区にある、裏路地にしか見えないこの砂利道。朽ちかけた標柱だけが、この先なにかあることを教えてくれている。 銅葺きの小柄なお堂。北を向いている。 ここらへんでは「北向地蔵」「地蔵堂」として知られているようだ。奥まった場所だがしっか…

変な軽トラ

羽黒駅前を歩いていると、なんか変な車があった。当然ながらナンバーは無し。 明らかに元軽トラなのはわかるが、何故こういう姿になったのか分からない。路面電車で言うところの「花電車」的なものかも知れないけど、そういうイベントは羽黒にないので謎だ。

門前生き活き市場

月山寺の門前にある「門前生き活き市場」。名前に反して全く生気を感じられない。 前は野菜でも売っていたのだろうか。

曜光山月山寺

曜光山月山寺 平安初期の建立とされ、このあたりの末寺の管理もする大きなお寺だ。私の一族の檀那寺でもある。 剣の山(つるぎのやま)から見た立派な本堂 庭園も見事 唯一マイナスな点があるとすれば、ここの代々続いてきた住職が親子揃って不祥事を起こして…

富谷山展望台

富谷観音近くの富谷山中腹部にある展望台。標高200m程度の場所にある。 ここの完成は昭和54年。当時は富谷山がまだ観光開発される前で、観音さまだけの静かな山だった。 そんな富谷山の開発計画の先陣を切って誕生したのがこの展望台。町報にあるように、開…

橋本山の猿田彦太神

上城地区の山奥、おそらく御影石の採石場であっただろう場所に、鳥居と石碑が鎮座している。 石碑には「猿田彦太神」と刻まれている。年は読めないが、明治と刻まれているのも読める。 羽黒石材組合によると、このあたりは明治中期に水戸線工事の人夫頭とし…

NTT岩瀬中継所の管理道路

御嶽山~雨引山の登山道を歩くと見えてくるNTT岩瀬中継所。そこから1本の立派な道が伸びている。 少し歩いてみることにした。 uratsukuba.hatenablog.jp 途中砂利道になったり今度はコンクリート舗装になったり、ずっとグネグネしていたりと忙しい道。 する…