裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬 地元についていろいろと

岩瀬駅前富谷線(町長道路)

路線の全景

岩瀬駅から富谷地区のどん詰まりまで一直線1.8kmで結ぶ都市計画道路 岩瀬駅前富谷線。

1979年に路線指定され、2004年に全線開通した。

この道路は大きく開通時期ごとに4つに分かれる。

岩瀬駅〜旧国道50号線

路線指定される前から駅前通りとして存在している。この区間についてはこの記事で

uratsukuba.hatenablog.jp

国道50号線〜50号岩瀬バイパス

50号岩瀬バイパスと接続するため延伸された、何の変哲もない片側1車線道路

常陽銀行筑波銀行セイコーマートが並び、桜川以南で唯一マトモに見えるエリア。

岩瀬バイパス〜元岩瀬

春のこの区間

岩瀬駅土地区画整理事業に伴い整備された区間

このあたりで唯一街路樹がまともに整備されており、春になると桜が見事に咲いている。

元岩瀬〜富谷(町長道路)

長閑な道路

先んじて整備された岩瀬駅〜元岩瀬と比べて、富谷までは必要性が薄く未整備だったこの区間

元岩瀬〜富谷の開通を知らせる町報

それが2000年代になって工事が始まり、すぐ開通。沿道に産業はなく、効果が限定的であることから多くの町民は「これ必要か?」と必要性に疑問を持ち、「町長の私利のため」に通したのだろうという噂が広まった。

中田邸と富谷牛乳

この路線の終点には、父子2代で岩瀬町長を務めた中田家の邸宅と、中田家が営む富谷牛乳株式会社がある。「中田家から役場までの道路が欲しくて造ったのだろう」ということらしい。

そこからこの道路は「町長道路」と呼ばれている。開通から20年経った今でも、未だに通じる呼び名だ。

※「町長道路」が指すのは元岩瀬〜富谷の約900mのこと。岩瀬駅〜元岩瀬には「町長道路」の呼び名は用いない。