市街地〜南飯田の道中にある急カーブ。不自然に道幅が広がり、歩道もここだけ整備されている。
計画では、ここは交差点になる予定だった。
縁石は交差点の配置で、横断歩道を描くスペースもある。舗装は現道のほか2方向、伸ばせるようになっているが、どちらもぷっつり切れている。
長い間今の状況が続いているため、曲がりやすいよう角度をつけて舗装されているようだ。
上から見ると一目瞭然。右折レーン付きの交差点だけ整備したものの、肝心の道路が整備できなかった。
ではその道路はどこを目指していたかというと
こうなっている。
ここは計画では岩瀬工業団地の範囲内となっており、それに伴う大型車の通りやすい道路整備が計画されていた。
東西方向には都市計画道路 北環状線が、南方向には工業団地の進入路として大岡までの道路が通じる予定だった。
反対の大岡側もこうなっている↓
北環状線は計画だけで工事には入れておらず、現在整備されているのは未成交差点から西方向100m弱の区間。現道が不自然に広がり、歩道も設置されているあの区間だけだ。
現在、岩瀬工業団地進入路は合併特例債事業として再び始動しようとしている。
岩瀬高校脇の急坂、急カーブを大型トラックが通る危険な状況を打開するためにも、ぜひ実現してほしい事業だ。