県道289号線から分岐するセンターラインのない微妙な道幅の道路。後から見返すと「よく1人で行けたな」と思うような深い山中を進むと。いきなり工業団地が見えてくる。
笠間市稲田石材工業団地といい、平成7年に操業を開始した。
「如何なる石材製品の注文にも対応できる体制を構築しよう!」がモットーで、この通りにあるのは全て石材工場。22の工場・運送会社が軒を連ねている。
工業団地の通りの入り口には石材団地協同組合の事務所がある。プレハブに屋根がついたような簡易的な建物だが、事務員さんがちゃんと常駐しているようだ。
稲田は石の産地として有名だが、石の加工も盛ん。その産業を一手に担う場所だ。