稲田の各所に設置された看板。街の規模で言えば羽黒より小さい稲田で祭りがあるということで、様子を見てみることにした。
稲田駅前の特設ステージでまず始まったのが稲田神社神主による祝詞の読み上げ。祭りが神事というのは重々承知しているのだけど、一発目から神主さん登場というのはなかなか珍しい。
このあと来賓挨拶があり、笠間市長、田所よしのり本人、福島伸享秘書などが出てきた。小さめの祭りの割には来賓が豪華だ。
その後は神輿御渡。中学生有志の神輿と子供みこしの2つがあり、元気よく担いでいた。
2つともだいぶ可愛らしいサイズだが、想いがこもっていれば問題ない。子どもが神輿を担ぐ経験をできるだけでも良いものだ。
神輿と同時進行で稲田石切音頭のパレードもあった。岩瀬よいとこと同じように稲田にも地域のお囃子があるようだ。言われてみれば羽黒にも石材関係の音頭があった気もするが、羽黒は稲田と違い受け継がれなかったのだろう。
屋台は1軒のみと少しさみしいが、実際こうやって人を集められている。地域の祭りとしてはこういった姿も悪くないと思った。
暗くなってきてからは地元出身歌手のショー。稲田中学校の校長とデュエットして、中学生が大盛り上がり。地域密着感がものすごい。
言い方はあれだが、笠間市内のいち地域に過ぎない稲田でこれほど活気ある祭りができることに驚いた。岩瀬も見習うべき点は多い。