裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

県道140号線のバイパスもどき

県道140号西小塙石岡線を北上していくと、いきなりセンターラインのある広い道路が現れる。この地点で右に逸れていく道が昔からの街道で、現在も県道指定を受けている。

問題がこの直進側の道。航空写真を見ると1974年では工事中で1976年には通行しているので、そのころの完成なのだろう。

下部で分岐し右が本道 左がバイパスもどき

道の成り立ちからすれば「バイパス道路」となるのだが、県道指定はこの先700mほどで終了。その先はセンターラインのない町道のみで、国道50号線に通じていない。

もちろん無いよりマシなのだが、なぜ整備時に国道まで開通させなかったのか疑問だ。

県道指定がなく町道となっている部分も同じような規格で整備されている。ここが整備されていても先が1.5車線みたいな道路ばかりなので、せっかくの高スペックもあまり活かせていない。

一応岩瀬町の都市計画では「松田・西小塙線」という都市計画道路があり、現道のバイパスとして国道50号線まで繋げることになっている。合併時の新市建設計画では建設されることになっていたが、いつの間にか無かったことにされてしまった。

しかしその計画でも今回の道路はほぼ活かされず、完全に新規の道を通す計画。今回のバイパスもどきの立ち位置が余計わからない。