裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

準備が進む桜川筑西ライナー

7月17日に突如運行開始が発表された高速バス 桜川・筑西ライナー

色々準備されているらしいので、祭りのついでに様子を見に行った。

岩瀬駅茨城交通のバス停が立っている。この景色だけでもだいぶ新鮮。

岩瀬は東武鉄道や東野交通、関東鉄道の縄張りなので、茨城交通が岩瀬に進出するのはこれが初だ。

本数は1日3往復、朝の東京行きと夕の岩瀬行きというダイヤで、ここから東京に向かう人は使えても東京からの観光が全く見込めない。この点は負け筋かもしれない。

そして問題が所要時間。岩瀬駅から東京駅まで3時間以上かかり、しかも東京駅は東京駅でも鍛治橋駐車場というドコソレ状態。岩瀬→下館→東京という北関東道を使わないルート自体変だし、この路線ちょっとまずそう。

岩瀬中央公民館の裏には桜川筑西ライナーの専用駐車場がある。このスペースは元々関鉄バスの転回場だったのだが、まさか茨交が使うことになるとは。

ただし、この駐車場で待っても高速バスは永遠に来ない。400mほど歩いて、駅前通りにあるバス停まで行く必要がある。やはりここにもポンコツ臭がしてしまう。

第一報を聞いたときは水戸線を脅かす存在が現れたかと思ったが、これでは噛ませ犬にもならなそう。まず利用者はいないだろうが、茨城交通がどれだけ意地張って路線を残すのか、見ものだ。