北関東道の桜川筑西インターチェンジ。2008年4月に笠間方面、12月に真岡方面が開通した。
もともとの計画では「岩瀬インターチェンジ」となる予定であったが、岩瀬町が合併してしまったのと、存在感を失いたくない筑西市のワガママに負けてしまったため現名となった。
そんな桜川筑西ICだが、今の形はまだ完全体ではない。
現在、桜川筑西ICと国道50号線の接続部は、信号機のある平面交差で整備されている。しかし計画では、ここは立体交差で整備される予定だった。
計画ではICから伸びた道路が分岐しながら国道50線と合流することになっており、信号機のある素朴な交差点になることが決まったのは完成の1年ほど前。
当面の間、平面交差による暫定供用というのが今の桜川筑西ICの状況。「当面の間」という名の放置プレイだろうが、まだ完全体ではないのだ。
必要以上に長く作られてしまったボックスカルバート。変に丸い敷地にある桜川ロードパーク。
計画変更の跡は随所に残っている。