長方地区の50号沿いにあるクリーンセンター。筑北環境衛生組合の本部を兼ねている。
筑北環境衛生組合は、し尿処理業務を行う一部事務組合。1964年に(当時の)笠間市・岩瀬町・協和町・大和村の構成で始まった。1986年にはこのクリーンセンターが完成。2009年に協和町エリアが脱退。代わりに真壁町エリアが加入した。
現在も少なからず汲み取りトイレの家があるほか、桜川市は下水道の整備が遅れているため浄化槽タイプの家がそこそこ多い。バキュームカーがそこそこな頻度でやってくる。
そんな状態でここまでやってきたが、最近になって笠間市が茨城町と協力し新たな施設を建設、令和12年を目標に、笠間市・茨城町で新たな組合を作ると発表した。
筑北環境衛生組合としては、笠間市に梯子を外された形だ。構成市町村が財政の苦しい桜川市のみとなれば、この施設をいつまで維持できるかわからない。
脇には粗大ゴミの処理場(じん芥処理場)がある。クリーンセンター完成前はここに塵芥の焼却施設があった
