ラスカの脇にあるJA北つくばの岩瀬支店。岩瀬町域の本部として、事務所や保険窓口、金融業も行っている。
元は岩瀬町農協の本所・農協会館として昭和52年に竣工した。鉄筋コンクリート造2階建てで、総工費は1億7780万円。
看板にもあるように結婚式場の事業も行っており、ピーク時の昭和54年には年72組がここで挙式を上げたという。
しかし周りの大和村や協和町といった農協がJA北つくばとして広域合併していくと、2000年代に入った頃には岩瀬町農協だけが小規模で独立している状態となった。
そこに岩瀬町が消滅し桜川市となり、岩瀬が県央から県西地区へ組み込まれたことが重なり、2006年に岩瀬町農協はJA北つくばに吸収され消滅。岩瀬町農協会館はJA北つくばの岩瀬支店となった。
支店の隣には岩瀬農機センターが併設されているが、この建物は農協会館の完成まで仮本所として使用されていた建物。
1968年に岩瀬町・北那珂・東那珂の3農協が合併してすぐ建設され、1969年に竣工した。
1977年に隣の農協会館が完成した翌年には農機センターに転用され、今に至っている。