裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

これ以上無い屈辱

9月16日。岩瀬駅駅名標が付け替えられたが、デザインに愕然とした。

ひなまつり(真壁町)・釣り鐘(真壁町)真壁石灯籠

全て真壁だ。桜川のサクラ(岩瀬町)も雨引観音(大和村)もガン無視で、全て真壁。

JRの担当者がテキトーに選んだなら無勉強が過ぎるし、市の観光協会が選んだならもう真壁町観光協会に改名するべき。

ただ考えてみると、観光協会は真壁にある関係上、真壁の影響力が強い。というかもう実質「真壁町観光協会(と、少しだけ岩瀬・大和)」のようなものなので、後者の可能性がそこそこ高いのが悩ましい。観光協会の助言があれば、JRとしては「地域の声を聞いてデザインしました」と言えてしまう。市の観光協会は真壁寄りというのは、岩瀬ではよく言われている話だ。

その隣はもっと酷い。ここは元々、岩瀬町の観光案内があった。

岩瀬の誇る名所・旧跡がイラストを添えて紹介されていた。これには岩瀬が詰まっていた。

それがこんな真壁だらけで大してキレイでもない、情報量ほぼゼロの絵に上書きされる。こんな屈辱あるだろうか。

しかもキャプションは「岩瀬の工芸・文化」

これを見たときは怒り通り越して呆れた。真壁でも桜川でもなく、岩瀬。なぜこんなしょーもない嘘を付くのだろう。

ひなまつり・釣り鐘・真壁石灯籠、全て岩瀬のものではない。よその街のものを岩瀬の名で紹介されるのも屈辱的だし、これは真壁の人にとっても許しがたい話。真壁の工芸・文化を「岩瀬のもの」と偽って世の中に紹介しているわけで、岩瀬・大和・真壁みんな敵に回している。

JRのこの軽率な看板は、住民同士の対立が深い、桜川市の歪さの象徴となってしまっている。

↑9月2日。ひと足早く付け替えられていた。

↑茨城DCのプレスリリース。4駅整備なのに岩瀬駅のだけ公表しない時点で悪い予感はしていた。

岩瀬・大和が真壁に利用されている現状。こんな状況で良いわけが無い。ここまで酷い偏りを放置する観光協会も真壁の傀儡。合併なんてしなければ良かったし、こんな自治体もう要らない。吸収されてしまえ。と、真壁への憎悪の心が沸き立ってしまった。

生活行動圏の広がり。岩瀬は東西+北方向、真壁は下館+つくば・土浦方向と差がある。

岩瀬は下館や笠間との関わりが深いのに、上の都合で大した関わりもない真壁と合併させられた。周りの大人は「なんか知らないうちに真壁と合併すると決められてた」と口を揃えて言う。下館・笠間に吸収されていれば、こんな思いをせずに済んだはずだ。

真壁の人も真壁の人で岩瀬に対して思うとこあるのだろうけど、少なくとも真壁と仲良くしようとは思えない。

私はやはり岩瀬の人間だ。