岩瀬市街地の中央部にある明日香公園。都市計画上の事務的な名前では「北2号公園」という。
岩瀬駅前土地区画整理事業の一環で1990年に完成した。この公園は普通の街区公園である他に、当事業の象徴として様々な記録が残された歴史的な場でもある。
中央の巨大なモニュメントは高さ7mもあり、名産品の御影石がふんだんに使用されている。1990年代の岩瀬発展の象徴だ。
初めに歴史の場といったように、ここには様々な石碑があり、その代表的なものが岩瀬駅前土地区画整理事業の記念碑群だ。これについてはこの記事を見てほしい。
その他にも色々ある。まず「岩瀬町シンボルマークの意義」というもの。
岩瀬町には岩瀬町章があるがそれとは別で、この開発区域のマークとして彫刻家の浅賀氏が考案したもの。
実際に公園から伸びるいわせコモンモールの交差点部分には、このマークがあしらわれたレリーフが設置されている。尖った感じはないが程々にいいデザインだ。
そしてこのモニュメント。どうやら「岩瀬小僧」というらしい。名前にだいぶ古さを感じる。
詳細についてはこの石板にある通りで、各地区の丁目ごとにこれと地区名が刻まれたモニュメントが設置されている。
これら岩瀬新市街の歴史が、この公園に詰まっている。