県道257号線門毛地内から分岐し、茂木町へ向かう県道286号深沢岩瀬線。2008年までは「中飯岩瀬線」であったため、名残が随所に残っている。
この道は1965年着工1969年開通で、工事は自衛隊勝田施設学校の隊員の手で行われた。険しい山の中であるため、民業では限界があったのだろう。
登山道のような状態の道を車が通れる舗装路にするのだから大変だ。
峠道らしく道路情報板も設置されている。警報発令中とあるが、何の警報なのかはよくわからない。
そして進んでいくと黄色の注意ペイントだらけの坂が見えてくる。ここからが凍坂だ。
この坂には凍坂のほか、門毛坂や深沢峠といった呼ばれ方もあるらしい。
現代まで生き残ってはきたが、今後災害などで不通となれば一発アウトだろう。主要ルートとまでは言い難い道なのでなかなか危うい立場だ。