鹿島神社の隣りにある曽根農村集落センター。奥に長い造りになっている。
脇には石碑が建っており、昭和62年のものであることがわかる。碑文を記す。
愛郷之絆 茨城県議会第七十三代議長 常井文男書
農村集落センター竣工記念之碑
当曽根集落は総戸数三十九戸でほぼ全戸が農業を営む家族的な雰囲気の集落であります。
今日まで当集落には、集落活動に必要な集い語り合いる施設がなく、集落センター設置の願望が盛り上がり、集落全員の相談整いて建設することになりました。
工事費は一,七三〇万円で其のうち三分の一が地元負担で残りは、県、町の補助金であります。
地元負担は、別記芳名の如き(?)淨財であります。
この集落センター建設の功績を踏まいて和と協調を基礎に明るい集落づくりに邁進することを期待しここに永久の記念に供し後世に託すものである。
昭和六十二年四月吉日建立
鹿島神社に隣接していることもあり、公民館の東側は社務所となっている。神主さんが居るわけでもなく授与窓口も見られないので、社務所機能も持つというだけであくまでも公民館という位置づけなのだろう。磯部稲村神社(社務所が公民館機能も持つ)の逆パターンだ。