裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

桜川市総合運動公園

岩瀬町民の憩い・スポーツ・健康の場となっている桜川市総合運動公園。1998年に完成し、完成当時の名前は岩瀬町総合運動公園であった。

ただ、普段は長ったらしい呼び名を使わずに、公園内の体育館の名前である「ラスカ」で呼ばれるのが一般的だ。

1976年 国土地理院

この公園が造られたきっかけは、岩瀬駅土地区画整理事業が決定し、“田畑を埋め立てて”新しい市街を創り上げることになったことにある。埋め立てる土を用意するため、町は計画地東部にある山(谷中山)を削って土を用意することとした。

1984国土地理院

そのため埋め立ては東側から進んでいき、1991年には埋め立てとそれに伴う道路整備が完了し事業は完了した。土を掘り終わり拓かれた場所に整備されることになったのが、現在の総合運動公園だ。

2013年 国土地理院

この広い公園を色々見てみよう。

プロムナード

入り口から気合が入っている。花崗岩がふんだんに使用され、石の町としての威信を示している。

右サイドには町の名所名物の陶板も設置されている

uratsukuba.hatenablog.jp

岩瀬体育館 ラスカ

やはり公園で一番の存在は体育館。1994年に完成した。

現在は“岩瀬体育館”ラスカだが、合併前は“総合体育館”ラスカだった。総合とついているのは、体育館のほかトレーニングルーム等幅広く利用できる施設であるのと、1967年完成の古い岩瀬町体育館と区別する必要があったことによる。

 

uratsukuba.hatenablog.jp

温水プール サンパル

次に存在感があるのは岩瀬温水プール サンパル。1991年に完成した。

幼稚園の授業や遊びで何度も世話になったものだ。

uratsukuba.hatenablog.jp

ターゲットバードゴルフ場

脇にはターゲットバードゴルフ場がある。あまり聞いたことのない種目だが老人には大人気で、毎日誰かしらがプレーしている。大流行下の現在の光景は珍しいことこの上ない。

多目的グラウンド

多目的グラウンドは非常に広大。野球の試合を2ゲーム同時に行える広さがあり、リトルリーグの大会が行われる際には広さを遺憾なく発揮している。

ここでは桜川市の全小学校が集まる陸上記録会も開催されており、50m,100m走、幅跳び高跳び、ボールスローなどといった陸上競技全種目をこのグラウンド1つでこなしている。

グラウンド外周はウォーキングコースとしても人気だ。

芝生広場(サッカーコート)

サッカーコート自体は写ってないが、高い金網のうらに広々とした芝生のコートが広がっている。非常にいい環境であるらしく、少年・大人問わず様々な試合で頻繁に使用されるほか、ここを本拠地とする大人サッカーチームまで存在する。

テニスコート

テニスコートも段々畑のように、夜間照明あり4面・照明なし3面の計7面も設置されている。

毎週末には岩瀬西・東中、岩瀬日大テニス部の部活動の声が響き渡る。小学生向けのテニス教室もここで開かれているほか、テニスは競技人口が多く、年を取っても楽しめるスポーツであることから一般人の利用も盛んだ。

子供の遊び場(遊具広場)

公園の上段部には、子供向けの遊具が整備されている。遊具の顔触れは私が子供のころから変わっていない。

滑り台は何度遊んだか覚えてないほど遊んだし、ロープジャングルジムは怖くて頂上まで登れなかった思い出がある。岩瀬小のきたぐり遠足でみんなで遊ぶとき、頂上まで登れたヤツはモテたような気がする。

ターザンロープだけは、前のが木製でキツくなったのか更新されたようだ。ずいぶんと発色が強い。

展望広場(カリオン)

最後は公園の頂上にある展望広場。中央には10mはあるカリオン(カリヨン)が建っている。カリヨンは一応楽器の一種らしいのだが、このカリヨンが駆動するのかはよくわからない。

ここからの景色は抜群にいい。岩瀬市街地が見渡せるほか、天気が良ければ日光男体山、さらに浅間山まで見えることもある。手軽に登れる割には満足感のある場所だ。

ここまで総合運動公園内を巡ってきたが、歩く人は冗談抜きに誰もいない。外出を控えるよう命令が出ている状態でほっつき回っている私が変なのだが、こんなことになるとは大変な時代になったものだ。