裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

加波山市場

国道50号線と県道41号犬田バイパスの交差点にある加波山市場。桜川市が2020年に地域商社クラセル桜川を立ち上げ、その旗艦店として2021年から営業している。地域商社なんて自称しているが、地域商社らしいことはあまりやっていない。

しかし、中身は道の駅もどきで、しかも品揃えも悪い。桜川市域のお土産や名産品の販売を中心としているため、肝心の桜川市民には全く用がない店と化している。この手の店は対外アピールを強化すべきなのに、市は市内での知名度向上にこだわっている。明らかにアピールする先を間違えている。

その結果として、令和4年度のクラセル桜川は営業損失1448万円という火を吹くほどの大赤字。地方創生推進交付金が2022,2023年度に1500万円ずつ交付されているので一応数十万円の黒字ではあるが、こんなビジネスモデル続けられそうにない。

それに、この加波山市場は初動から変だった。

2022年夏の広告。特売品はまさかの「中国産うなぎ」

地域商社なんて名乗るくせに、桜川市どころか日本のものですらない中国産うなぎがチラシの中心なんておかしい話あるだろうか。スーパー気取りは無理がある。