裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

月山寺住職の復帰騒動

岩瀬で最大級の規模と歴史を誇る天台宗曜光山 月山寺。末寺を多く抱えている。

uratsukuba.hatenablog.jp

私の家でも長らくお世話になってきたが、あるときこんな文章が届いた。

檀徒宛ての文章1

内容は迷惑防止条例違反(今回はストーカー)で懲戒処分を受けていた元住職が復帰するという話だった。当時の話についてはこの記事を見てほしい。

www.2nn.jp

この住職の復帰を受けて、天台宗本部から送り込まれていた代表代務者は退任し、あれだけ沢山いた職員も、煩悩の塊のような住職の下で働きたくないとして全員退職した。

たまに家に来る月山寺の世話人さんも、今回の事態には不安を隠せない様子だった。

あれだけ大きな寺なので、職員が全員出ていくと維持もままならないという、この時点でかなりの非常事態なのだが、一番やばいのは次に送られてきた文章だった。

檀徒宛ての文章2

お詫びと題されたこの文章。しかし、中身は言い訳だらけ。

まずストーカーの理由を心神喪失の心の病とし、「理不尽な陰謀」「人格否定と必死に戦い、耐え抜き、復帰することができた」「私の無実と身の潔白が証明」などと正当性をアピールしているのだが、それはお詫び文で書くべきことなのだろうか。初めから迷惑防止条例違反なんてしなければいい話なのだが、この文面を見る限り反省より正当アピのほうが大きい。

この文章を受けて、月山寺への不安がより強まった。

職員が全員辞めたことで、現在月山寺の管理は住職と奥さんの2人のみ。どう考えてもあの規模の寺は維持しきれない。

小さな寺のちょっとした騒動ならまだしも、月山寺ほどの大きな寺でこの騒ぎは本当にどうかしている。もう以前のような月山寺は帰ってこないかもしれない。

追記:葬儀での対応

私の親族に不幸があり、住職が変わって1週間と経たずに葬儀で月山寺の住職にお経をあげてもらうことになった。「あの住職にお経を読まれて成仏できるのか」と一族みな不安だったが、実際はそれだけではなかった。

不幸があった私の親族家はいつも3人で読経することになっていた。しかし今回は職員が全員辞めたこともあり、住職1人だけで葬儀に現れ、3人で行う読経を1人で済ませてしまった。事態が事態だけに住職は参列者から悪い意味で注目を集め、お経もいつもよりショボく、家の格に関わる事態だけに大いに困惑した。

少なくともお布施の額は減らすべきだろう。並大抵のことでは減らさないが、さすがに限度ってものがある。