羽黒地区唯一の金融機関となっている結城信用金庫の羽黒支店。昭和62年に進出した。
社史には羽黒に進出した経緯が載っている。
「羽黒支店を開設した西茨城郡岩瀬町は古くから石材業の盛んな地域として知られた町です。その 石材業(羽黒地区のみで50数社)のすべてが中小零細業者であったこと、同町は昭和60年から分譲 住宅の受付も始まって将来の人口増が見込まれたこと、そして当金庫としては下館・笠間を結ぶ中間地点への店舗設置により営業活動の効率化が望まれていたことなどから、62年7月、岩瀬町へ拠点を置くに至ったものです。」
岩瀬町は当初期待したほどの成長は出来なかったが、常陽銀行が羽黒から撤退したことで羽黒唯一金融機関となったので、結果的にはいい判断だったのかもしれない。