一度は行ってみたいと思っていた富谷山のここ。登山コースとしてこのあたりが整備されているという話を聞き、登ってみることにした。
富谷集落から登山道、展望台脇を進むこと1時間。展望台までは何度も登ったことがあるが、その先となると初めての経験だ。そして、よーーーうやく到着した。
これが富谷山の真の山頂からの景色。富谷山は砕石場によって山頂が喪失しており、365mあった標高は350mほどまで下がっている。
それでも展望台(210m)とは見え方がまるで違う。どこまでも見渡せそうな圧倒的開放感だ。
この場所は「360度展望地」としてなんと栃木県側の住民によって整備されている。どうやら益子町の大郷戸ダムからここまで登山道で結ばれているようだ。岩瀬にもこのくらいの熱さが欲しい。
すぐ脇には山を削った跡が段々に残っている。1段5mほどあり、遠くから見るのとは違ってスケール感が桁違いだ。ちなみに展望地の周りも削られ始めており、もう1,2年もするとこの展望地もこれごと削り取られてしまうかもしれない。砕石は許可を得ている事業とはいえ、やるせない気持ちになる。
岩瀬町民として一度はやってみたいと思っていたことができた。大満足だ。