裏筑波は裏じゃない

茨城岩瀬の大学生 地元についていろいろと

富谷山ふれあい公園 展望あずまや

富谷山の西部は富谷山ふれあい公園として整備されており、森の中を遊歩道が縦横無尽に張り巡らされている。1996年オープンと、岩瀬町にまだ体力があったころの施設だ。

観光道路の終端部には展望東屋と芝生広場が整備されている。私が幼稚園の頃も遠足でここまで登って、この芝生広場で弁当を食べた記憶がある。

東屋のある丘には「関東の富士見100選」に選ばれた碑が建てられている。おにぎりのような形だ。

しかし最近は行政が植込みの手入れを怠っているため、富士山が見えなくなってしまっている。あの藪の向こう側に富士山がある。

ほかの方向も木が伸び放題となってしまい、展望は年々悪化し続けている。

富谷山の観光開発は岩瀬町に観光客を呼び込むために熱心に行なわれていたのだが、桜川市となり市が真壁と桜に注力したため、富谷山への関心が薄れてしまったこと。そもそも桜川市の財政が弱すぎることで、仮に少しやる気があっても金がなく何もできないという二重苦で、この公園は割を食っている状況だ。