2024-03-27 小塩の義民地蔵 桜川市 (旧)岩瀬町 北那珂(南飯田)地区 小塩駐在所の隣りにあるお地蔵様。案内板には義民地蔵とある。 江戸時代、不作にも関わらず定免法で例年通りの年貢を要求する笠間藩に対し、磯部、亀岡、富谷の3村の名主が直訴を行った。笠間藩は直訴を受け入れ3割5分の減免を認めたが、幕府の神尾春央が厳罰を要求したため、3村の名主は死罪となった。 その後年貢の延期や困窮農民の保護が行われ、この成果を上げた名主たちを「義民」として祀り、供養するために建てられたのがこの義民地蔵だ。