東区2の丁字路にひっそりと立つ石標。岩瀬町道路元標とある。1919年に制定された旧道路法に基づき、全国の全自治体に設置された道路元標の1つだ。
↑制定当時の茨城県報766号。一番左が岩瀬町(旧西那珂村)。新福旅館十字路とある。十字?
制定当時ここの丁字路は結城街道と益子街道の合流点として重要な場所だったため、役場でなくこの場所が選ばれたと思われる。
ただ1つ疑問なのが、1919年の制定当時は岩瀬町は西那珂村と名乗っていた。町制施行し岩瀬町となるのは6年後の1925年。
この石標はいつ設置されたのだろう。気になるところだ。