小さい文字で桜川市バス延伸についての垂れ幕がかかる岩瀬庁舎。流石に地味すぎる。
岩瀬庁舎の隅っこに停まる桜川市バス。せっかく岩瀬にバスが復活したので、今日はここから乗ってみる。
運賃の支払いは現金のみなのでICカードリーダーは無いし、そもそも200円均一なので整理券すら無い。すべてが新鮮。
それに桜川市バスは本数に重きをおいたのか分からないが、車両が小さい。たぶん20人も乗ったらぎゅうぎゅう詰めだろう。
車内には真壁の写真が飾られている。「真壁地区の公共交通の確保」という本来の目的を考えれば、真壁ナイズされた車内にも納得できる。
岩瀬の街から25分、降り立ったのは下宿。ここが真壁の中心らしい。
降りてすぐにある伊勢屋。「真壁の伊勢屋」と言えば岩瀬でもそこそこ通じるくらいの知名度はある。
いつも車でしか行けなかった場所に、バスで行ける非日常を楽しめた。ただこれからは、市民にとって桜川市バスが非日常から日常となり、市民に愛される交通手段になることを期待したい。