本郷にある妙法寺。このお寺の大きな特徴は、即身仏がいらっしゃるということ。
本堂の右手に舜義上人の即身仏が安置されており、貞享三年(1686年)の座禅姿が、300年以上経った今でも拝観できる。(今回は見ることができなかった)
妙法寺は元は上野原にあったが、平将門の乱で焼失。坂戸判官藤原範明の手で上野原に再建されたが、応仁の乱でまた焼失。そして1570年代に本郷のこの地に今の妙法寺が再建され、今に至っている。
楼門は市の文化財となっている。本堂向いて左側に傾いているように見え、少し通るのに躊躇した。
境内には「妙法稲荷」という祠が祀られている。復元記念碑とあるように、元々神仏習合で祀られていたが、廃仏毀釈で撤去⇒その後復元といった流れなのだろう。