
とんでもない色になりつつも何とか市の玄関口らしく頑張っている岩瀬駅舎。この見た目で築128年と、古さで売ってるそこらへんの駅舎より断然歴史のあるものなのだが、この駅舎に建て替え計画があったのはご存じだろうか。

これがその建て替えに関する図面。橋上駅化し犬田猪ノ窪(りんりんロード岩瀬休憩所側)への自由通路を整備する計画で、図面を見るにおそらく水郡線瓜連駅をちょっとだけ立派にしたようなものと予想している。
ウェブアーカイブ経由で入手したもので、いま市役所のホームページを探し回ったところで全く見つからない。

図面を見るとツッコミどころもある。ロータリー側が階段だらけになっていたり、りんりんロード休憩所側の階段がなぜか東の何もない側を向いていたりといろいろあるが、2,3番線に下りる階段が描かれていないのはツッコミどころの象徴。
見るとエレベーターもロータリー側とりんりんロード休憩所側の2台のみ。どうやって2,3番線に通すつもりだったのだろうか。小山寄りに現在の跨線橋がわざわざ描かれているあたり、まさか駅舎だけ橋上において、ホーム間の行き来は1番線を通らなければならないとか?まさかの2,3番線廃止が前提?市が造るのは通路だけで、駅設備はJR持ちだから描いてないだけ?と、謎が絶えない。なんにせよこのまま工事していたら、使いにくいことこの上ない。


この計画が動いていたのは2010年ごろ。駅前ロータリーや駐輪場の整備が2009年に完了し、次は駅舎といった流れだったようだ。2011年1月4日には市ホームページに「『岩瀬駅跨線歩道橋及び駅舎整備事業』に係る公募型プロポーザル関係追加資料について」というお知らせが載り、
- 渡辺 真理(有識者・法政大学デザイン工学部建築学科教授)
- 浅見 秀世(有識者・茨城県都市計画課長)
- 浅賀 宗和(市民代表・桜川市都市計画審議会会長)
- 相田 一良(桜川市議会議長)
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橋本 位知朗(桜川市議会総務常任委員長)
- 石川 稔(桜川市教育長)
- 山田 澄男(桜川市総務部長)
と、選定委員会メンバーも決まっていた。りんりんロード岩瀬休憩所側にミニ図書館を兼ねた交流施設をつくる構想もあった。
しかし、東日本大震災が発生。ホームページから岩瀬駅建て替えのページは削除され、あっという間に話は消えていった。
いまの駅舎に愛着があることもあってか、ショボい橋上駅化で中途半端な建て替えをやられずに済んでよかったとは思う。しかし、だからといって道路広げてハイ終わりと、岩瀬駅周辺に全然金をかけない市の姿勢も頂けない。
大和駅北開発のような大金をつぎ込めとは言わないので、テコ入れを望みたい。
岩瀬駅前整備事業(道路拡幅・ロータリー整備)についてはこちら