
笠間市石井の台地(石井台)。2014年まではここに笠間市役所(→笠間支所)があった。

この台地に市役所が建ったのは1965年のこと。
そこから40年間笠間行政の中心であり続けたが、2006年の新笠間市発足の際に友部町の協力を得るため本所機能を友部町役場に持たせることになり、ここは支所に降格された。
※人口・町規模ともに大きい友部町が、どちらも下回る笠間市の名称を使うことを拒否していた。友部に市役所本所機能を持たせたのは名称使用の見返りと思われる。

そして2011年の東日本大震災で甚大な被害を受け建物が使用不可となり、そのまま解体された。震災当時は築46年ほどであり、古いとはいえ岩瀬町役場よりはまだ新しい。この壊れ方には築年数だけではない原因があったのだろう。

3年ほどプレハブ仮庁舎でしのいだ後、2014年には旧法務局笠間出張所跡地に移転し今に至っている。街なかに移転したということで、利用者としては便利になったと言えるだろう。

今ここに残っているのは震災後のプレハブ仮庁舎とそこに入る笠間市社会福祉協議会、要らないくらい広々とした駐車場くらいだ。


市役所の跡地は草原と化しており、手を加えられている様子はない。アスファルトのペイントを見ると当時のままであることがよくわかる。

敷地の端には旧笠間市時代の石碑が並んでいる。順に見ていこう。
笠間市庁舎建設敷地整地記念碑


笠間市庁舎竣工記念碑




笠間市役所の標柱


旧笠間市役所の定礎


笠間市閉市記念碑



坂本九・柏木由紀子結婚記念植樹



観光開発には成功したが、人口減少が止まらない旧笠間市域。