
岩瀬から青木地区に向かう道沿いにあった斎川商店。大正時代に創業し、初めは岩瀬の市街地(東区3 栄町 現在は立派なお屋敷がある)で斉川肥料店を営んでおり、その後米穀を扱うようになった。
しかし近年は取引先のセイコーマートに卸した米の不当返品問題で体力を削られており、そこに降りかかったコロナ禍に耐えることができず2021年に倒産した。
奥にあった斎川商店の低温倉庫は常陸物産の桜川倉庫となっているが、手前の倉庫や事務所はすっからかん。大企業に敗れた跡が色濃く残っている。
破綻事由には以下のように書かれている。
「同社はコンビニに米穀を卸していたが、コンビニが大量返品を取り返すため、公取委に告発、しかし、その反動でコンビニから取引停止になり、売上高は急激に落ち込み、コンビニ納品用に施設を拡大するなどしていたため借入金が重く、経営不振に陥っていた。
コンビニは所詮、流通業界のハゲタカ商法、商道徳など通用する世界ではない。いくら理不尽であっても政治も法も守ってはくれない。
コンビニは、利益だけ追求する経営のプロが経営している。そのコンビニも今後の日本の人口減少に耐えられなくなる。驕れる者久しからず。」