

水戸市水府町にある水戸市青柳公園。いくつか施設の施設を持つ総合公園で、1970年代に段々と整備された。
もとはプロ野球公式戦も行われた水戸水府球場(1932-1960頃)と陸上競技場があった場所で、1960年ごろに広大な軟式野球場に転用し青柳運動公園と改称、1970年代に水戸市に移管され水戸市青柳公園となっている。


広大な駐車場部分にはかつて水戸市民プール(1970-2011があり、1974年の国体会場にもなったが、東日本大震災で深刻なダメージを受け閉鎖、2016年度に解体となっている。
入口ゲート


入り口には水戸市章があしらわれたゲートが設置されており、柱には「水戸市名誉市民 和田祐之介 昭和六十一年七月吉日」とある。
和田氏は人形の祐月、西部ストア(現:セイブ)社長、水戸観光協会会長、水戸連合商店会会長を歴任したのち、水戸市長を3期12年(1972-1984)務めた人物。町村合併話を進めただけで桜川市名誉市民になれた3町村長(中田・飯島・平間氏)と違い、充分に名誉市民と言える経歴がある立派な人物だ。
リリーアリーナ水戸(水戸市民体育館)

現在の青柳公園の目玉ともいえるリリーアリーナ水戸。1974年に竣工した。
2019年に学校法人リリー文化学園がネーミングライツを取得するまでは「水戸市民体育館」や「青柳市民体育館」と呼ばれていた。

流石水戸というだけあって、体育館は実に大きい。アダストリア水戸アリーナが完成するまでは茨城ロボッツのホームアリーナとなっていた。
柱がむき出しで観客席やロビー部分が浮き出ているこの武骨さは、最近の体育館では味わえない。
青柳公園屋内プール

屋外型の市民プールは解体され跡形もないが、屋内プールは今でも大切に使われている。1971年に完成した。

25m×6本を備える温水プールで、岩瀬でいえばサンパルに似ている。料金も、近くにごみ処理場もないのに温水で頑張っている点も似ている。
ただ資金力は違うようで、訪れた時は設備更新で休館中だった。桜川市には設備更新できるような力はない。
スケートボード場

敷地の端にちょこんと設置されているスケートボード場。路上スケボーを減らすべく、2800万円をかけ2023年にオープンした。スポーツ振興くじ助成事業として480万円の助成も受けている。
遊具をポンと置いたような状態だが、それでもタダで利用できるのは大きい。ガチ勢向けには笠間のムラサキパークがあるので、大がかりな投資をしても効果が薄いのだろう。

以上が青柳公園にある設備。市民プールは震災を機にパージしたが、残る市民体育館や屋内プールも築50年が経過し老朽化が進んでいる。
水戸市にとって頭の痛い問題であるのは間違いないだろう。この先必ず動きがあるはずなので注視していきたい。