元は1897年に石材用の貨物駅として開業したもので、翌1898年から旅客扱いもするようになった。今の駅舎は2013年に完成したものだ。
駅舎内にはPOS端末を用いたきっぷ売り場がある。利用者数は水戸線ワースト2位だが、笠間市が金を出して窓口を維持している。
跨線橋はちょっと変わった場所にかけられている。1番線側の基礎にプレートも残っており、昭和45年に竣工したものであるようだ。
今の駅前にはあまり活気は見られない。店が数軒生き残っているくらい。
しかしその一方、石碑は大量にある。
水戸線100周年記念碑や、稲田の石材開発の祖となった鍋島氏の石碑など、石の町らしく石造りの立派な碑が大量に建っている。